就活を終えて大手人材企業に入社する前に後輩の就活生達に伝えたいこと

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就活を終えた先輩から後輩へ
2023年02月15日
大手人材企業に入社する先輩が後輩に伝えたいこと

もくじ

  1. はじめに
  2. 就活前に考えていたこと
  3. 就活に対してどう行動したか
  4. 就活中に感じたこと
  5. 就活の成果に対して思うこと
  6. お伝えしたいこと

1. はじめに

こんにちは。エントリーシート研究所の見谷です。

先日、当サイトの代表から「就活振り返って、2000字で。」という依頼が来ましてこの記事を書くことにしました笑。もしかしたら私のスペックを書いた方がリアリティでるかなと思うので書いときますね。私立文系、小3~高3まで同じスポーツを続け、大学は文化系サークル、北関東から通学(え~通ってるの?のくだりが嫌い)、英語ハナセナイ、日焼けしてる(タイで道を聞かれる)、将来やりたいことは特に無し、こんな感じです。どこにでもいそうですね笑。それでは就活を振り返ってみようと思います。

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2. 就活前に考えていたこと

「やりたい事は多くの企業受けてれば見つかるだろう」

やりたい事が無かった学生の1人でした。しかし、やりたい事が無いのは世の中の人たちがどんなことをしてるか知らないからだと思っていました。従って、幅広く企業を見たいなと。他は特に考えていませんでした。年収は高い方がいいだろうなーとかそんなレベルです。

3. 就活に対してどう行動したか

○ ESをたくさん出す

やりたい事を探すために多くのESを出す必要がありました。そのためにとった行動は以下の3つです。

■ 自己PRはテンプレート化しておく
求めれる自己PRの字数は200~800字、求められる自己PRの種類は学業と頑張ったことであり、後はその細かいバージョンとして挫折・苦労やなぜやったか等の価値観を聞いてきます。(参考:ESの自己PRの箇所を10秒で埋める方法)
■ 説明会は選考が含まれてなかったら行かない
表面的な話しか聞けないと感じたからです。そしてやっぱり自社の人が自社の事を語ると都合が良く聞こえてしまいます。また、慣れないスーツと革靴を準備する体力と移動時間と電車賃が無駄だと思いました。
■ 企業分析はIR情報を見て考えること
セグメントの部分を見れば、何が柱で何を育てているのかが分かります。中長期計画を見れば、どこへ進もうとしているかが理解できます。(参考:IR(投資家情報)の見方と効率のよい企業研究のやり方)

○ 聞かれることを事前に予想

面接を数回重ねた感じたことは面接官が質問する箇所は大体似ているということです。なので、あらかじめ質問を予想し、その答えを考えに考え抜いて本番で力を出し切れる状態にしました

4. 就活中に感じたこと

○ 自分に対して思うこと

いわゆる就活の軸というのが徐々に出てきました。実際に私が就活で話していた就活の軸は以下の3つです。それぞれざっくりお話しします。

■ 早い段階でマネジメントを経験したい
自分の成果だけでなく組織で成果をあげることにより喜びを感じる自分に気づいたからです。これは面接官に部活の主将をやったことについて聞かれている内に明らかになった自分の価値観です。
■ 介在価値を感じる仕事がしたい
たくさんの企業を見てきて感じたのが、「モノを売る仕事を自分がしても、モノが良ければ売れてしまう。もっと自分の価値を出したい。」ということです。ここから無形商材に目が行くようになりました。
■ 新規事業の展開に前向きであること
0から1にすることに興味が出てきました。大学生までの人生で0から1をつくる経験がほとんど無く、社会人になったらこれに挑戦したいという思いが出てきた為、このような軸を持ちました。

参考記事

『就活の軸とは何か【図解】』

○ 企業に対して思うこと

「欲しい人材でも、入社の意思がないと内定は出さない」ということです。当たり前のように聞こえますよね。

けれども、これは結構難しいです。仮に面接で自分の能力に関しては面接官に上手くアピールできたとします。しかし、企業選びのことに関してたとえ自分の中で筋が通っていたとしても、面接官から納得を得られない、つまり内定を出しても入社する可能性が低いと思われてしまったら落ちます。これが難しく、私はどうやったら面接官に自分の進路に対する考えを納得してもらえるかを図に落とし込んで考えていました。ちなみに、行く決心が出来ていない企業の面接でも、御社が第一志望ですと私は伝えていました。

参考記事

『人事の3つのノルマから見えてくる3つの内定条件』

5. 就活の成果に対して思うこと

結果として東証一部上場の大手人材系の会社から複数内定を頂きました。様々な業界を見た上で自分のやりたい仕事を見つけることが出来て満足しています。このやり方によって軸が形成されてきたこと、また面接の場数も多く経験でき面接慣れしたことを考えると、このやり方でよかったと思います。

が、1点後悔しています。上記の軸に辿り着くのに時間がかかってしまい、受けたかった企業の選考に参加できなかったことがありました。日程をこなすことに集中してしまったのが原因かなと思います。「何のために就活をしているのか」という視点が欠けていたかもしれません。

6. お伝えしたいこと

長々とお話しましたが、この1点をお伝えしたいです。

「就職活動とは自分の行きたいと会社を見つけて、その会社に行く努力をすること」

現時点で行きたい会社があるという方は、なぜそこに行きたいかを掘り下げると共に視野を広く持ってみてください。掘り下げることで似た企業に出会う可能性が生まれ、視野を広げておくことで機会の損失を防ぐことが出来ます。現時点で行きたい会社がないという方は、耳たこかもしれませんがたくさんの企業を見てください。下手に自己分析とかはしなくて構いません。本当にそれが正しいか疑問です。ですので、まず自分と向き合う以前に企業と向き合って欲しいです。そして、努力してください笑。努力の仕方が分からないという方、当サイトにたくさん書いてありますので是非読んでみてください。また、現在努力されている方も本当にそれが正しいのか疑問を持ちましょう。結果が出てからでは遅いので。

参考記事

『就活の目的と達成方法』

最後まで読んで頂きありがとうございました。もし今就活のモチベーションが高い場合はすぐに行動に移しましょう。就活のやる気は一瞬でなくなってしまう気ままなものです笑。これからも記事を書くことで皆さんの就活を応援できればと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

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シリーズ:人材業界を知る