武道経験を就活でアピールする方法

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就活と面接
2022年03月15日
空手top

もくじ

  1. はじめに
  2. 段位や大会経験は必要か?
  3. 就活で武道経験を効果的にアピールする方法
  4. 終わりに

1.はじめに

 

空手1

こんにちは、エントリーシート研究所の三浦です。

私は高校まで空手を習っていたのですが、就活を始めてみると、面接で予想以上に空手エピソードのウケがよくてびっくりしました笑

 

今回は、ESや面接で「自己PR」・「特技」・「ガクチカ(がくちか/学生時代力を入れた/頑張ったこと)」として武道経験をアピールしたい就活生のために、効果的な伝え方を紹介します。

2.段位や大会経験は必要か?

 
 
空手2
まず、私自身の空手におけるスペックは、以下の通りです。

  • 小学校〜高校卒業まで習っていた(部活ではない)
  • 先生との練習は週1回、他は自宅での自主トレーニングのみ
  • 段位は初段(黒帯)
  • 型がメインの流派で、組手は昇段審査対策のみ
  • 大会出場経験はなし

 

一応段位は取得しているものの、中高の部活や大学の体育会で真剣に練習をしていた方に比べると、「頑張ったうちに入るのだろうか?」と言うレベルかもしれません笑

しかし、ESや履歴書の資格欄に「空手道初段」と書いておいたところ、面接官の反応は以下の通りでした。

「武道経験がある」という事実そのものに関心を持ってくれる

部活や大会の経験がないことについては、ほとんど突っ込まれませんでした。

どのくらいの期間続けたかを確認される

「小中高とずっと習っていました」というと非常に反応が良かったので、「継続して頑張ったことがある」という事実が重要みたいです。

帯は何色か/段位はあるかと確認される

面接官が武道に関する知識のない方であっても、「黒帯or段位持ち=目標達成のために頑張った経験あり」というイメージに結びつくようです。

深堀

上記のような質問の後、「目標達成のためにどんな努力をしたか?」・「空手をやっている中で辛いことはあったか?やめたいと思わなかったのか?」・「空手から得た強みを、営業業務においてでどう活かせるか?」などの深堀が始まる。

 

 

あくまでも私の経験則に過ぎませんが、武道経験をES・履歴書に書いたり面接で話すためには、最低でも初段はあったほうが良いと思います。(単純かつ分かりやすい指標として提示できるから)

しかし、武道経験が業務に直結する専門職でもない限り、大会出場や部活等でのハードな練習経験は必須ではないようです。

それよりも重要なのは、「自己PR」・「ガクチカ(がくちか/学生時代力を入れた/頑張ったこと)」などにおいて、「自らの強みを、武道経験を用いて実証する」ことであり、ここで効果的にアピールできるかが就活の明暗を分けると考えられます。

3.就活で武道経験を効果的にアピールする方法

 

空手4

それでは、面接でどのように武道経験を話せば、面接官の目に「魅力的な就活生」として映るのでしょうか?

以下に、私が就活において「心・技・体」の3つの観点から、自らをアピールした方法について紹介します。

心:目標達成に向けた貪欲な姿勢

 

この項目については、主に「目標に向けて努力し、結果を出せるか」を確認されていた印象でした。

 

就活で武道経験をアピールするためには、単に「武道を習っていました」だけでなく、明確な目標を設定していたことを示す必要があります。

なぜなら、民間企業で営利活動に参加する際には、常に明確な目標を見据えて仕事に取り組むことが求められるからです。

 

私は面接で、「○年生までに黒帯を取得する」という目標を設定した上で自主トレーニングの方法を見直し、昇段審査に合格したエピソードを話しました。

これにより、「目標達成のために貪欲な姿勢を持ち、結果を出せる人材である」と面接官に好印象を与えられるように努めました。

技:継続力

 

この項目については、主に「なかなか結果が出なくても、投げ出さずに続けることができるか」を確認されていた印象でした。

 

スポーツにおける技能は一朝一夕で向上するものではありません。

また、特に武道は「型」を習得するまでにも地道な努力が不可欠であり、基本事項にかなりの練習時間を割かなければならないと思います。

そう言った「大きな成果につなげるために継続して物事に取り組む姿勢」は、社会人として成長していく上で必要なものであり、新卒就活の場で評価されうるのだと考えられます。

 

私は面接で、「空手を通し、目に見える結果がすぐに出なくとも、地道な努力を続けることを大切にするようになった」というエピソードを話し、社会人としてもこういったモチベーションを保ち続けられる旨をアピールしました。

体:ストレス耐性

 

この項目については、主に「仕事で辛いことがあっても乗り越えられるか」を確認されていた印象でした。

 

武道の練習に対しては、経験者の想像以上に、「厳しく辛い」というイメージを持っている方が多いようです。

そのため、面接では「空手を辞めたくなったことはないの?」・「練習で辛かった時はどう対処していたの?」など、逆境時にどう行動していたか深堀されました。

このような「思い通りにならない状況に対し、自分なりに対処し状況を変える能力」を持っていれば、入社後に待ち受ける様々な困難をも乗り越え、成長につなげられる人材であると評価されるのだと思います。

 

私は面接で、「同期の生徒がどんどん上達していく中で、なかなか結果を出せない自分にもどかしさを感じた時期もあった。しかし、練習法を見直し基礎を徹底したトレーニングを続けた結果、黒帯取得を達成できた」というエピソードを話しました。

これにより、「逆境を成長につなげられる人材である」と面接官の印象に残る自己PRとなるように心がけました。

4.終わりに

 

空手4

いかがだったでしょうか?

空手に限らず、武道経験のある就活生の皆さんは、ぜひその経験をアピールし、内定獲得を目指してくださいね!!