
はじめに
面接までの時間に待合室へ通される場合があります。
このような時、あなたはどんな行動をしますか?
スマホをチェックしたり、身だしなみを整えたりして時間をつぶしたくなりがちですが、これらの行動はNGなんです。
企業は待合室での行動もチェックしているので、油断は禁物。
というのも、社会人になってからもクライアントや協力会社へ訪問した際に、待合室に通されるケースがよくあります。
その際、緊張感に欠ける行動やマナー違反を犯していると、取引停止になり大きな損害を出してしまう可能性もあるのです。
そのようなビジネスパーソンとしての基本的なマナーがなっているかを、企業は面接前の待合室でチェックしています。
目次
面接の待合室で悪印象を与えるNG行動
では早速、面接の待合室ではどのような行動がNGなのかを見ていきましょう。
スマホをチェックする
時間をつぶすためにスマホアプリを見たり、ゲームをしたくなったりしてしまいますが、ビジネスの場でスマホを無暗に触るのはマナー違反。
スマホのメモ帳に自己PRや質問内容など、面接対策用の情報を記載しているのであれば、紙のメモ帳に書き写しておき、スマホをチェックしなくても確認できる状態にしておきましょう。
また、面接中にスマホの着信が鳴ってしまうことを避けるためにも、待合室で電源を落としておくことをおすすめします。
音楽を聴く
リラックスしたり気分を上げたりするために音楽を聴きたくなる気持ちはよく分かりますが、これもNGです。
態度が悪く映りますし、声が聞こえず呼びかけに反応できなくなる可能性もあります。
社会人になってからも、アポの待合室で音楽を聴くことはあり得ません。
面接の待合室でも、深呼吸して緊張をほぐすなど、音楽に頼らないリラックス方法を試すようにしましょう。
身だしなみを整える
メイク崩れを直したり、ネクタイを結びなおしたりなど、身だしなみを整えるのは待合室ではなくトイレで済ましておきましょう。
とくにメイクは部屋ににおいが残るため、印象が悪いです。
身だしなみを整えている途中で呼び出されたり、ドアを開けられたりして、中途半端な姿を見られてしまう可能性もあります。
個室で1人だからと気を抜かないよう注意しましょう。
落ち着きのない行動をする
面接前は緊張して落ち着かなくなるのは仕方がありません。
しかし、貧乏ゆすりをしたり、机をコツコツと叩いたり、髪の毛を過剰に触ったりするのはやめましょう。
相手に不快感を与え、嫌々面接に来ているような印象を与えてしまいます。
癖になってしまっているのであれば、ゆっくりと呼吸して動作を落ち着かせるなど、何らかの対策を講じるようにしてください。
待合室で悪印象を与えない過ごし方
待合室では、適度な緊張感を持って静かにすごしておけば、まず悪印象にはなりません。
面接前の最後の準備時間になるので、いい成果を出すためにもこの時間を有効活用することをおすすめします。
紙のメモ帳で自己PRや志望動機、質問内容を確認して面接のシミュレーションをしたり、エントリーシートや履歴書の内容を最終確認したりするのもよいでしょう。
面接では緊張して、準備してきた内容やエントリーシートに記載された内容とは違う回答をしてしまったりすることもあります。
待合室でも入念に準備して、回答が支離滅裂にならないよう対策しておけば、きっといい結果につながるはずです。
まとめ
面接の待合室での行動も、企業はしっかりチェックしていることが分かっていただけたかと思います。
スマホを確認したり音楽を聴いたりということは、時間つぶしでついついしてしまいがちですが、待合室では避けるようにしてください。
また、身だしなみなどの事前準備は待合室に入る前にトイレで済ませておくようにしましょう。
待合室での時間を有効活用して、エントリーシートや自己PRの内容を最終確認し、準備を万全にして面接に挑んでくださいね。