
目次
- はじめに
- 就活の返信メールはどうやって書けばいいの?
- 就活の返信メールの正しいフォーマットとは?
- 【パターン別】就活で返信メールを作成するのはどんな時?
- 就活で「自分から」メールを送る際の書き方は?
- 【送信前にチェック!】就活の返信メール作成時の3つの注意点
- 就活の返信メールでよくある質問
- 就活のメールの返信まとめ
はじめに
就活中、企業からのメールに返信するとき「どう書けばいいんだろう」と手が止まった経験はありませんか?ビジネスメールに慣れていない学生にとって、就活の返信メールは意外とハードルが高いものです。
返信メールのマナーや書き方を間違えると、志望度が低いと思われたり、せっかくの選考機会を逃したりするリスクがあります。
本記事では、就活の返信メールで必ず守るべきマナーから、面接日程調整・お礼・書類提出・内定辞退など、パターン別のテンプレートまで解説します。
◼︎この記事で解説すること◼︎
- 就活の返信メールで必ず守るべき3つのマナー
- 正しいメールのフォーマット
- パターン別の返信メールテンプレート5種
- 自分からメールを送る場合の書き方
- 送信前チェックリスト&よくある質問
就活の返信メールはどうやって書けばいいの?
就活の返信メールでは、次の3つのマナーを守りましょう。
- 返信メールはタイトル(件名)を変えない(Re:のまま続ける)
- 基本は数時間以内(営業時間内)に返信する
- 要件を過不足なく、簡潔に書く
この3点が守れていないと、採用担当者に「マナーを知らない学生」という印象を与えてしまいます。ここではそれぞれを詳しく解説します。
就活の返信メールのタイトル(件名)の付け方は?
返信メールの件名は、届いたメールの件名を変更せずそのまま返信するのが基本マナーです。
メールの返信ボタンを押すと自動的に「Re: 〇〇について」という形式になります。これをそのまま使いましょう。件名を自分で書き直すと、採用担当者側でメールの流れを追いにくくなり、管理の手間をかけてしまいます。
件名はメールで最初に目に入る場所ですから、不用意に変更して混乱を生まないよう気をつけましょう。
就活の返信メールはいつまでに返信する?
返信はできれば2〜6時間以内、遅くとも当日の営業時間(18時頃)以内に行うのが最低限のマナーです。
特に面接日程の調整メールは、返信が遅いと希望の日程が埋まってしまうことがあります。また、2日以上返信しないと「志望度が低い学生」と見られてしまう可能性もあるため、メールの確認は毎日習慣にしておきましょう。
もし授業やアルバイトで当日中に返信できなかった場合は、翌朝の営業時間開始直後(9〜10時頃)に返信するのがベストです。遅れた場合は冒頭に一言「返信が遅くなり大変申し訳ございません。」と添えましょう。
就活の返信メールの正しいフォーマットとは?
就活の返信メールは、以下のフォーマットを守れば失礼のないメールに仕上がります。
- 宛名
- 挨拶と自己紹介(大学・学部・氏名)
- 要件
- 締めの挨拶
- 署名
以下にフォーマットの基本例を示します。
件名:Re: 【〇〇株式会社】面接日程のご連絡
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇(氏名)と申します。
(ここに要件を書く)
どうぞよろしくお願い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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宛名は「会社名+部署名+担当者名+様」の順に書きます。担当者名が不明な場合は「採用ご担当者様」と書いて問題ありません。署名には氏名・大学・学部・学年・電話番号・メールアドレスを記載しておくと、採用担当者がスムーズに連絡を取れます。
【パターン別】就活で返信メールを作成するのはどんな時?
就活で返信メールを送る主なパターンは以下の5つです。
- 面接日程調整
- お礼の返信メール
- 書類提出
- 内定辞退のためのメール
- 「確認しました」という連絡
それぞれのパターンで、要件部分の書き方とテンプレートを解説します。
就活の面接日程調整の返信メールには何を書く?
面接日程の調整メールでは、「日程の候補をいただいたお礼」と「選択した日時の明示」を要件として書きます。企業側がスムーズに手続きを進められるよう、日時は明確に1つ記載しましょう。
件名:Re: 【〇〇株式会社】面接日程ののご連絡
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
このたびは面接の日程候補をご連絡いただき、誠にありがとうございます。
いただいた日程の中から、下記の日時でお願いできますでしょうか。
◯月◯日(月)16:00〜
お忙しい中恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━
候補日程がすべて都合が悪い場合は、その旨を丁寧に伝えたうえで「他にご都合のよい日時をご提示いただけますでしょうか」と別の日程を求めることもマナー違反には当たりません。
就活でお礼の返信メールは何を書く?
会社説明会や面接の後に送るお礼メールでは、「参加・訪問したことへの感謝」と「印象に残ったこと・意欲の高まり」を要件として書きます。定型文にならないよう、具体的なエピソードを一言加えると誠意が伝わります。
件名:Re: 【〇〇株式会社】会社説明会のご案内
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
本日は会社説明会にお時間をいただき、誠にありがとうございました。
貴社の企業理念やビジョン、業務内容について詳しいお話を伺うことができ、理解を深めることができました。また、社員の方々から仕事のやりがいや社風についてお話を聞かせていただき、仕事内容や職場の様子をイメージできたように思います。本日の会社説明会に参加したことで、貴社への入社意欲がますます高まりました。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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就活で「書類を提出する」ための返信メールは何を書く?
書類提出の返信メールでは、「提出書類の内容」と「添付形式の明示」を要件として書きます。万が一ファイルに問題があった場合の連絡をお願いする一文も添えると丁寧です。
件名:Re: 【〇〇株式会社】応募書類のご提出について
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
ご依頼いただきました書類を、PDF形式にて添付いたしましたのでご確認いただけますと幸いです。
【提出書類】
・エントリーシート
・履歴書
万が一、ファイルが開けない・不足しているなどございましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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ファイルはPDF形式に統一するのが基本です。WordやExcelはバージョンによってレイアウトが崩れることがあります。また、ファイル名は「氏名_書類名.pdf」(例:山田太郎_履歴書.pdf)のように、ダウンロードしても一目で差出人と内容がわかるようにしましょう。
「内定辞退」のための返信メールは何を書く?
内定辞退のメールは、相手への感謝と丁寧なお詫びが重要です。理由は簡潔に、ただし誠意が伝わるよう心がけましょう。今回のテンプレートは「最終面接合格と内定の連絡がメールで来て、それに対して辞退の返信メールを書く」という想定です。
件名:Re: 【〇〇株式会社】内定のご連絡
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。大変ありがたいお話ではございますが、慎重に検討した結果、誠に勝手ながら今回の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
選考を通じて、貴社の皆様には多くのお時間をいただき、大変お世話になりました。このようなご報告となってしまい、誠に申し訳ございません。
末筆ながら、貴社のご発展を心よりお祈り申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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内定辞退はメールだけでなく、できれば電話でも一報を入れるとより丁寧ですが、「電話をしなければならない」ということはありません。また、辞退の理由は「他社に入社することに決めた」など正直に伝えても問題ありませんが、具体的な社名を出すことは避けましょう。
「確認しました」という連絡のための返信メールには何を書く?
説明会の案内や選考結果の通知など、内容を確認したことを知らせるだけの返信では、「了承しました」という旨を簡潔に伝えましょう。
件名:Re: 【〇〇株式会社】説明会のご案内
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
ご連絡いただきありがとうございます。内容を確認いたしました。当日は何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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確認メールは簡潔で問題ありません。ただし、システムから自動送信されたメール(「このメールに返信しないでください」などの記載があるもの)には返信不要です。
就活で「自分から」メールを送る際の書き方は?
返信ではなく自分からメールを送る場面としては、以下の二つが代表的です。
- OB・OG訪問を人事部に紹介してもらいたい時
- インターンや選考をやむを得ない理由で欠席する時
どちらも丁寧な文面と正確な内容が求められる場面ですから、次の項目でしっかりと確認しましょう。
OB・OG訪問のための依頼メールの書き方
OB・OG訪問の紹介を依頼する場合、訪問の目的・自分がどのような仕事に興味を持っているか・希望する日程の目安を明確に伝えましょう。
件名:OB・OG訪問のご紹介のお願い
〇〇株式会社
人事部 採用ご担当者様
はじめてご連絡いたします。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
貴社の〇〇職に強い関心を持っており、現場で働いている社員の方から実際のお仕事内容や職場環境についてお話を伺いたいと思い、ご連絡差し上げました。
もし可能であれば、貴社のOB・OGの方をご紹介いただけますでしょうか。お時間は30分〜1時間程度をご希望しております。日程については、ご都合に合わせて調整させていただきます。
ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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現在は「ビズリーチキャンパス」などのサービスにOB訪問の機能を移管している企業もあるため、メールを送る前に一度確認しておくのが良いでしょう。
インターンや選考の欠席連絡メールの書き方
インターンや選考を欠席する場合は、なるべく早く・端的に理由を添え、謝意も伝わるメールで連絡しましょう。
件名:【〇〇株式会社】〇月〇日インターンシップ欠席のご連絡
〇〇株式会社
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。
〇月〇日に参加を予定しておりましたインターンシップですが、急病のため、誠に残念ながら欠席させていただきたくご連絡いたしました。
直前のご連絡となってしまい、誠に申し訳ございません。もし再度参加できる機会がございましたら、ぜひご案内いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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〇〇〇〇(氏名)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
電話番号:090-XXXX-XXXX
メール:xxxx@xxxx.ac.jp
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急病など当日の欠席連絡は、メールと同時に電話でも一報を入れると誠意が伝わります。
【送信前にチェック!】就活の返信メール作成時の3つの注意点
就活で返信メールを作成する場合は「内容に失礼はないか」「読みにくい要素はないか」「メールアドレスは適切か」を確認しておきましょう。
1.言葉遣いや送信時間に失礼はないか?
失礼のない返信メールを作るためには、以下のポイントを確認しましょう。
- 「です・ます調」で統一されているか
- 誤字・脱字がないか(特に相手の社名・名前の漢字)
- 深夜・早朝(22時〜7時頃)に送信していないか
失礼なメールはそれだけでマイナスな印象を作り出すため気をつけましょう。就活生が社会人にメールを送る際は「ですます調」が基本です。また、深夜や早朝のメール送信は、相手に「常識がない」という印象を与えることがあります。
時間外に書いたメールは下書き保存しておき翌朝の営業時間開始後に送るか、予約送信機能で朝一番に送信されるように設定しておくのがおすすめです。
2.文字に装飾が付いていないか?
送信前に、以下のポイントを確認して文字が不統一になっていないか確認しましょう。
- 色文字・太文字を使っていないか
- 文字サイズがバラバラになっていないか
就活のメールは装飾なし・シンプルな書式が基本です。複数のサイトからコピペして作成した場合、フォントや文字サイズが混在することがあります。送信前にテキスト形式で全選択&書式クリアを行う習慣をつけましょう。
3.無難なメールアドレスを使っているか?
就活のメールアドレスはフォーマルなタイミングでも違和感のないものを選んで作成しましょう。就活を始めたての方は、就活専用のGmailアドレスを新規作成しておくと安心です。
〇 問題ない
- taro.yamada@gmail.com
- 大学のメールアドレス(@ac.jpなど)
× 非推奨
- lovecats555@gmail.com (プライベート感が出てしまう)
- サークルの共有アドレス
就活で使うメールアドレスは、氏名をベースにしたシンプルなものが適切です。ただし、大学のメールアドレス(@ac.jp)でも問題ありませんが、卒業後に使えなくなるため注意が必要です。
また、共有アドレスを使うとプライバシーやセキュリティの問題もあるため、やめましょう。授業の連絡などに混じって大切な連絡を見落とす可能性もあるので、就活専用のGmailアドレスを新規作成しておくと安心です。
就活の返信メールでよくある質問
就活の返信メールに関する、以下のよくある質問に回答します。
質問1:就活でメールの返信が遅れたら落とされる?
返信が遅れただけで落とされることは基本的にはありません。ただし、遅れることでリスクが生じるケースはあります。
面接日程調整のメールであれば、返信が遅い間に希望の日程枠が埋まってしまい、選択肢が狭まることがあります。また、2日以上メールに返信していない状態が続くと、採用担当者に「志望度が低い学生」という印象を与えてしまう恐れもあります。
遅れてしまった場合は言い訳をせず「返信が遅くなり大変申し訳ございません。」の一言を添えて、速やかに返信しましょう。
質問2:返信するべきかどうか迷ったらどこで判断すればいいの?
返信すべき迷った場合は、以下の基準で判断しましょう。
返信が必要な可能性が高い
- 人事担当者から直接連絡が来ている
- 日程連絡など、情報や連絡が必要な場合
返信が不要な場合
- システムから自動送信されたメール
- 「このメールに返信しないでください」と明記されている
- no-reply@などのアドレス
迷った場合は返信しておく方が無難です。「確認いたしました。よろしくお願いいたします。」という短い返信でも、誠意がしっかりと伝わります。
就活のメールの返信まとめ
◼︎記事のまとめ◼︎
- 件名は変更せず「Re:」のまま返信する
- 返信は2〜6時間以内、遅くとも当日営業時間内が基本
- フォーマットは「宛名→挨拶・自己紹介→要件→締め→署名」
- 送信前は誤字・深夜送信・装飾・メールアドレスの3点を必ずチェック
- システムメールは返信不要が原則
本記事では、就活生が悩む「返信メールの書き方」をテンプレート付きで詳しく解説しました。
大学生活ではあまり使うことのないメールも、就職活動やその先に待つ社会人生活では頻繁に使用することになります。書き方のマナーを身につけておくといざという時に役に立つので、就活でもメールを忌避することなく、積極的に活用していきましょう!

















