就活解禁日にやること

カテゴリ:就活の基本戦略
2016年03月02日
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就活解禁日にやること

もくじ

  1. はじめに
  2. リクナビの登録に振り回されるな
  3. 説明会の参加に振り回されるな
  4. 本当にやるべき3つのこと
  5. まとめ

はじめに

就活が解禁する日。1年に1度やってくる、世間の新聞やニュースが一面にとりあげる恒例行事です。2015卒までは12月1日、2016卒には経団連の意向により6月1日に後ろ倒され(参考:高学歴びいきな就活後ろ倒しの影響と対策)、2017卒で再び3月1日に前倒しされた。大学はすっかり就活モードに色づき、あんなに不真面目だった友達も髪を黒く染め、スーツを着込んですっかり”就活生”の仲間入りを果たす中、納得のいく就活をしたいという気持ちとはうらはらに、何をどうしたら良いかわからない就活生に向けて、就活が解禁する日にやることやらないことを解説する。

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1.リクナビの登録に振り回されるな

就活解禁日とは、要するに『採用の広報活動の解禁日のこと』だ。就活には2つの解禁日があり、それぞれ

1.広報活動解禁日
→リクナビ・マイナビ等での採用の宣伝が解禁され、説明会が開催される
2.採用活動解禁日
→面接等の選考活動が解禁となり、内々定を出すことも解禁となる。

という意味合いを持つ。

従って、就活解禁日とは言い換えると、『リクナビやマイナビ等を通じたプレエントリー解禁日』のことで、毎年大量のアクセスがリクナビ等のサーバーに集中し、サーバーダウンして、Twitterに大量のクレームがあがるというのが恒例行事となっている。

寄らば大樹の陰という言葉の通り、大衆に流されるようにリクナビに登録をしているが、

就活解禁初日にリクナビに登録したかどうか、プレエントリーしたがどうかは内定の是非に影響しない

ことを覚えておいて欲しい。

わざわざ、3月1日の0:00にスタンバイし、“更新”ボタンを連打しながらサーバーからの反応を待つことに時間を使い、精神をすり減らしたところで内定には一切近づいていないということを理解できれば、それが愚行そのものであることは容易に理解できると思う。

リクナビへの登録やプレエントリーは解禁日の翌日、翌々日あたりに自分のペースで済ませておけばそれでよい。
従って、リクナビにへばりついて登録の速さを競う必要は就活において全く無い。

2.説明会の参加に振り回されるな

就活解禁日のリクナビの登録競争の終戦後には必ず、説明会参加競争が発生する。
しかし、これも就活解禁日のリクナビ競争と同様に、内定獲得、就活の生還においては意味が無いと言える。

なぜなら、採用活動とは

  • ■ 自社の利益最大化
  • ■ ビジョン実現

の手段として行われるものであり、セミナーに全参加してくれた

  • “自社の採用基準を満たさない忠実な就活生”
  • “自社の採用基準を満たさない熱意のある就活生”

を採用するために行われるものではない。ビジネスの一環として行われる以上、最も収益最大化に繋がりうる人材を採用することになるが、セミナーの参加回数は収益最大化に影響しない。従って、セミナーの参加回数は記録されていたとしても、単に記録されていたからといって選考結果に大きな影響を及ぼすとは考えづらいのだ。

もちろん、いわゆる”滑り止め”での選考参加が他の業界に比べて多い金融業界などが志望度を図る一つの指標としていたり、リクルータ面接やインターン等の工数のかかる採用を行う際に、自社への志望度が比較的高い母集団(声をかける対象)を作るのに用いることはあるが、大前提として、

  • 自社の利益最大化やビジョン実現に貢献出来るだけの能力を持ち、
  • スタンスが自社とあっていること

の2つが求められる。

よって、焦るべきポイントは説明会という物理的な椅子に座れないことではなく、自身の能力が志望企業の基準に満たないことや、志望する企業の強みやスタンスをしれていない現状に焦るべきだ。TwitterやFacebook、サークルのLINE等でこれみよがしに「◯ ◯ の説明会(セミナー)行く?」等と自慢気に質問してくる仲間も沢山出るだろうが、説明会への参加は学歴フィルターの通過と運要素でしか無く、内定へは特段近づいていないので焦る必要はない。むしろ、それっぽっちの事実に気付きもせずに、説明会に参加できるというだけでまるでその会社への内定が決まった(近づいた)かのように錯覚しているレベルの友人を横目に、本来すべき準備に注力することをおすすめする。

3.本当にやるべき3つのこと

では、就活解禁日から就活生は何をするべきなのか?具体的なやるべきこと、するべきことは次の3つだ。

1.選考通過する自己PRと志望動機の準備

自己PRと志望動機は就職活動を行う上で回避することは出来ない。大前提として、君に会ったこともない、君がどんな人間かも全く知らない大人に、「伝わる」ように文章を書かなければならない。その上で、他の学生に比べて優秀であり、かつ、他の学生とどんなところに異なる価値観を持っているのかという情報が面接官に伝わる内容である必要がある。2017卒以降、就活の後ろだおしからの就活前倒しによって準備期間は激減した。

しかし、自己PRも志望動機も、

  • 正しい書き方を知り、理解する
  • 自己PR・志望動機を書いてみる
  • 自己PR・志望動機を添削してもらう
  • 自己PR・志望動機をもう1度書く
  • 再び添削してもらう

というサイクルを回すことでしかクオリティはあがっていかないので、時間がとても大切になる。人生で1回しか無い、そして極めて重要な就職活動を、自分の実力を出しきれない、自分の能力や個性を相手に伝えきれずに終わってしまうという、不完全燃焼なものにしないように、早急に自己PRと志望動機の対策を行うべきだ。

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2.テスト対策

就活においてほとんどの企業が何かしらのテストを実施する。中でも
圧倒的に採用する企業数が多く、替え玉受験が不可能

なSPI3(テストセンター)は最優先で対策しなければならない。「テストは足切り」等とのたまう就活生も少なくないが、

  • ■ テストの結果
  • ■ ESの結果
  • ■ 面接の結果

を総合的に判断して、内定を出すか出さないかを決定している。一方、

エントリーシートや面接と違って

  • ■ どんな問題がどんな風に出るかある程度予測ができ、
  • ■ 沢山の対策本が世の中に出ており
  • ■ 時間的努力の投入量が結果につながりやすい

テスト対策は、もはややるかやらないかの問題であり、リクナビに振り回されたり、無意味に企業説明会に参加しまくって幻の安心感にひたってるぐらいなら、テスト対策をコツコツ頑張ることの方がはるかに有意義で、内定に繋がる有効な準備だと言える。

3.面接対策

エントリーシートを通過した後には必ず面接がある。この面接を回避して内定が出ることはありえない。しかし、

  • フォーマルな場面で
  • 自分のことを全く知らない人に
  • 自分がどんな人間か(強みとスタンス)を
  • 限られた時間(1分)で伝える

という極めて特殊なコミュニケーションを強いられるのが面接という行為で、練習なしにそう安々と自分の思うように終えることは難しい。表面的には椅子に座って人と話すだけではあるが、上記の4つの制約条件を伴うため、普段の”話す”という行為とは一線を画す。これに気づかずに、準備を怠ったものから順番に選考から外れていく。

そもそも、面接官に自分の考えを伝えることすらままならず、伝わったとしても論理的に矛盾があったり、内容が浅かったりしてやすやすと選考通過の基準は超えられない。自分の面接をスマホなどで撮影したり、友達や先輩と模擬面接を行うなど、“面接の技術を高めるための練習”は、自分の考えを面接という特殊な状況で相手に伝えるためには、リクナビに振り回されることや企業説明会以上に、就活において重要だと言える。

まとめ

いかがだったろうか。就活解禁日にお約束となったナビサイトのサーバーダウンに振り回されたり、内定という成果には関係しない企業説明会への参加是非に一喜一憂する時間などなく、内定に対して有効な努力を行っていくことが納得の行く就活に繋がるということを理解してもらえただろうか。意義のある努力の積み重ねを経て、納得の行く就活を迎えられることを祈っている。

あわせて読んで欲しいのは以下だ。

2017卒の就活動向!就活生はいつ何を行うべきか(2)