もくじ
1. はじめに
こんにちは。2017卒の山田です。ついこの前(この記事を書いた1週間前)までしていた就活の感想を是非後輩のみなさんにも共有させていただき、お役に立てていただければと思います。この後の話をより具体的に説明するためにも、私のスペックを簡単に書いておきます。
- ○ 関東圏出身
- ○ 早慶文系(ただし就活に弱いと噂の文学部)
- ○ 大学サークル所属なし(途中でやめた)
- ○ アルバイトは塾講と派遣の掛け持ち
- ○ 留学経験も特になし
- ○ 中高は硬式テニスやっていました。
- ○ 将来やりたいことは就活の中でやっと決まった(自己分析不足笑)
というような屑野郎ですが、しっかりと金融業界、銀行からの内々定を頂いたので皆さんもこの体験談を是非役立てていただきたいです。
2. 夏インターン~解禁前
解禁前までに行ったインターンとしては、損保2社、コンサル1社、製薬1社…などなど上記以外にも1dayや大手以外のところも見ていました。ES落ちした会社も勿論あります。例えば、菓子メーカーで貴社の商品が好きだからというご法度の内容を書いていたのが懐かしいです。解禁前までに、「全国転勤なし」「女性も活躍することができる」「土日もしっかり休むことができる」という大まかな軸ができ始め、自然と金融業界を見るようになっていました。
3. 解禁後―説明会―
解禁後は合説や会社ごとの説明会に参加しました。合説はダイヤモンド社のものが個人的にはおススメです(基本各業界の大手で、リクナビ等に比べると参加者が少ないためしっかりブースで座って話を聞ける印象を受けました)。金融業界は基本的に多少強み弱み等の差はあれど、やっていることは基本的に同じです。そのため、しっかりと人を見るように心がけるようにしました。工夫として座談会等では性格の合わなそうな印象の人の話を聞いてみる、という取り組みをしていました(もちろん気になる業務の方のお話を聞くことが大前提ですが、同じ業務の2人で悩んだ時にこういうことをすると案外面白かったです笑)。
あとは、金融はスタンプラリーとよく言われる通り複数回セミナーが用意されているのでなるべくの参加をおススメします。ただ、目的意識を持たないとあまり意味がないですし、自分自身もつまらなくなるので気をつけてください。
4. 解禁後―ES、面接―
だいたい4月末あたりからESの〆切ラッシュに追われました。このあたりから、金融業界の中でも、「個人のライフプランに関わるお仕事をしたい」という想いから銀行を中心に志望度が高くなりました。おおよそ金融のESでは学チカ、志望理由を中心に同じような内容が複数社で聞かれるので予め内容は用意しておきましょう。
面接ではESで書いた内容を中心にやはり聞かれます。先ほどの内容に加え、
- 「友達からどのような性格と言われるか」
- 「お客さんに3日で100万預金してもらうにはどうすれば良いか」
などの質問も聞かれました。2つ目の質問については1社のみでしたので、基本的には「自分がどのような人間で、入社後にどのようなことをしたいのか」ということを対話の中で伝えられれば大丈夫です。長所、短所に関しては簡単になぜそのような性格になったのかということを話せると感触が良かった気がします。
5. 就活でして良かったこと、すべきだったと後悔していること
◆ 就活でして良かったこと
- ○ 学チカのテンプレを予め作っておく
- → 他業界は分かりませんが、本当に金融は自己PRのテンプレの文字数をいじるだけですぐにESが出せます。私は塾講で2つ、ゼミで1つのネタを用意していました。
- ○ 日経テレコンで該当企業の新聞記事を印刷して読む
- → 新聞よりも直近のその企業の動きを見るなら遥かに効率が良かったです。そこからは私は逆質問内容や企業の特徴を掴んでいました。(日経テレコンを使った企業研究の方法)
- ○ IR資料で企業の課題や未来を知る
- → 有価証券報告書には企業の課題や、これから力を入れていくことなどが書いてあります。入社後に企業がどのような方向に進むのかが分かりましたし、よく調べてるとお褒めの言葉をいただくこともありました(IR(投資家情報)を使った企業研究の方法)
- ○ 説明会で感じた印象や人をメモしておく
- → 面接の時の話のネタにもなります!あとはこのメモがすらすら書ける企業が最終的に自分に合っていると感じました
◆ すべきだったと後悔していること
- ○ 普段より更に厳重なスケジュール管理
- → 普段から気を付けていることではあったのですが、日程を間違え無断欠席、成績表を〆切までに送り忘れて落とされるということがありました。今思うととても恥ずかしいことです。
- ○ 早めの自己分析
- → 面接で話していくなかで新しい自分を発見することもあったのですが、やはり自己分析が遅すぎました。自分で考えてみるだけでなく、性格診断や友達・家族に聞く等多角的な面から自分を知ることが重要です。ジョハリの窓とか言われるやつです笑
- ○ 第一志望の企業でなくてもとりあえず第一志望と伝える
- → 私はどうしても嘘をつくのが嫌で、本当に志望度が高かった3社のみにしか第一志望と言えませんでした。他社にもちゃんとそれを伝えられていたらもう少し、崖っぷちではない、精神的に楽な就職活動ができていたのではないかと思います。滑り止め企業で『本当に当社が第一志望ですか?』と聞かれた時の3つの答え方
6. 最後に
最終的には最初にお話した通り、無事本命の銀行からの内々定をいただくことができました。就活開始当初はサークルに入っていない(辞めた)自分はアピールすることもないと、とてもネガティブな気持ちでいたことを覚えています。しかし、終わってみるとそこまで心配になる必要はなかったと今では思います。大事なのは、「自分を見つめ、将来何をやりたいのか、そしてどこでならそのやりたいことが実現できるのか」と常に考え抜くことだと思います。その考え抜いた熱い想いをES、面接で企業に全力でぶつけてください。これが、私が後輩のみなさんに最も伝えたいことです。
長々とここまでお話してきましたが、お付き合いありがとうございました。みなさんの就活が、それぞれ満足のいく形で終えられることをお祈りいたします。