ベンチャー企業の離職率が高い理由を解説!向いている人はどんな人?

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企業研究
2018年02月10日
退職願を出す人

はじめに

ベンチャー企業は離職率が高いと言われていますが、この原因は何なのでしょうか?

大きな原因には主に3つが挙げられますが、ベンチャー企業の特徴が原因となっている場合もあれば、入社した本人の意識による場合など様々あります。

また、ベンチャー企業に向いている人とは一体どんな人なのか、まとめて紹介していきますので、ベンチャー企業への就職を検討している方は参考にしてみてください。

目次

  1. ベンチャー企業の離職率が高い理由
  2. ベンチャー企業に向いている人とは?
  3. まとめ
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ベンチャー企業の離職率が高い理由

伏し目がちの女性

一般的にベンチャー企業は離職率が高いと言われていますが、これにはどのような原因があるのでしょうか。

俗に言う「ブラック企業」が多くなっていることが原因として考えられますが、中にはそういった理由ではなく、目的があってベンチャー企業に入社している人もいます。

ベンチャー企業はなぜ離職率が高くなってしまうのか、その原因を大きく3つに分けて紹介してきますので、一度目を通してみてください。

年齢層が若い

まず挙げられる原因はベンチャー企業に勤めている「年齢層が若い」という部分です。

20代前半の世代は多感で目移りが激しい年頃であり、退職しても年齢的に再チャレンジが効くことから、迷いなく離職していく傾向にあります。

ベンチャー企業に務めている年齢層は20~30代の人材が中心となっており、まさに働き盛りの年代と言えますが、前述のように離職率が高い傾向にあることから、結果的に「ベンチャー企業は離職率が高い」とみなされてしまいがちです。

また、ベンチャー企業の方針として、あらかじめ人材が離職していくことを想定した採用計画を打ち出していることも挙げられ、これも高い離職率に繋がる要因と言えるでしょう。

定年まで働く意思がない

積極的にベンチャー企業を目指す就活生の中には、そもそも定年まで勤め上げるという意識が皆無のまま入社していることも、高い離職率に繋がっています。

大手企業などでは、長い時間をかけて人材のキャリア形成を狙った育成を行っていますが、ベンチャー企業では新卒社員も即戦力として期待している部分があります。

その考えを利用して、誰よりも早く経験やスキルを身に付けていき、やがては独立を視野に入れた行動を取っている就活生がいます。

また、ベンチャー企業側も積極的な独立支援を促している場合があるため、互いに大きく成長するために利用しあっている関係と言えるかもしれません。

会社に問題がある

最後に挙げられるのが「会社自体に問題がある」という点で、仕事内容がハードであることに加えて長時間労働、残業手当の支給もないといったブラック企業が多いことも理由として挙げられます。

比較的新しい企業であることから福利厚生が整っておらず、キャリア育成などにも問題や課題を抱えているのはベンチャー企業ならではの問題です。

ベンチャー企業に働いている中で、自身の将来や年齢を重ねたうえでの待遇などを考慮した際、メリットや働き続ける意味がないと考えついて辞めていくことが珍しくありません。

全てのベンチャー企業が当てはまるとは言えませんが、他にも中小企業で福利厚生が整っていない場合は離職率が高くなってしまいがちです。

ベンチャー企業に向いている人とは?

ガッツポーズする男性

ここまでベンチャー企業の離職率について見てきましたが、必ずしも企業側が悪いというわけではなく、自ら率先して退職や独立を行っているケースも目立っています。

そういった人材はあえてベンチャー企業に就職していることが窺えます。

ベンチャー企業に勤めることがメリットと感じていることが分かりますが、それではベンチャー企業に就職する人はどんな人なのでしょうか?

ベンチャー企業に向いている人について見ていきたいと思います。

意欲的な人

ベンチャー企業に向いている人とは、仕事や自身の将来に「意欲的」な人です。

大企業ではできないことをベンチャー企業では実行しているため、新しいビジネスやサービスに対して強い興味を持って仕事をできる人は、ベンチャー企業向きと言えます。

どんな仕事も前向きになって取り組めば楽しく感じられるため、その中でやりがいも自然と感じられるでしょう。

新しいビジネスなどに興味を持ち、面白みを持って行動できる人は、積極的にベンチャー企業を目指してみるといいかもしれません。

情報収集が得意な人

新しいビジネスやサービスを提供するためには、事前のリサーチは欠かせません。

世の中の流行やニーズをいち早く察知できるだけでなく、変化にも敏感になり、これらを加味して新しいアイデアを発信できる人もベンチャー企業向きと言えます。

しかし、新しい事業を起こすには入念な情報収集が必要で、不十分な収集だと失敗してしまうリスクもあるため、しっかりと責任を持って情報を集めることが重要になります。

まとめ

ベンチャー企業の高い離職率は、決して企業側だけに責任があるわけではありません。

企業に勤めて経験やスキルを身に付けていき、将来的に独立を果たすという夢や野望を持っている人は挙ってベンチャー企業志望であり、これは前向きな離職と言えるでしょう。

離職率の高さで企業の良し悪しを判断しがちですが、決してそうではないことを覚えておいてください。

そして、自身も将来は独立して起業したいという考えを持っているのであれば、ベンチャー企業に就職して積極的な挑戦を行うのも良いため、選択肢の一つに加えておきましょう。