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人見知りな関関同立出身の私が、人材大手から内定を獲得するためにやったこと

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就活を終えた先輩から後輩へ
2023年02月15日
人見知りな関関同立出身の私が、人材大手から内定を獲得するためにやったこと

もくじ

  1. はじめに
  2. 就活前に考えていたこと
  3. 就活に対してどう行動したか
  4. 就活中に感じたこと
  5. 就活の成果に対して思うこと
  6. お伝えしたいこと

1. はじめに

こんにちは。2017年卒業予定の女子大学生です。今回は私が就職活動を通して感じたことや、自身の変化などをお伝えできればと思います。

まず初めに、少しだけ自身の事と就活前の状況を紹介させていただきます。

  •  私立大学文系
  •  学歴はMARCHレベル
  •  大学時代は学生団体で活動し、企画作りを行う
  •  留学経験なし
  •  インターンへの参加は1dayのみ

というような状況でした。

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2.就活前に考えていたこと

上記の通り、私は就職活動で何か有利になるような資格や経験を持っている訳ではなかったため、少し焦りを感じていました。しかし、何から手を付ければいいのか分からず、「やらないからできない」「できないからやらない」の悪循環で機会を逃し続け、就活解禁目前(2月末頃)になってようやく、全く準備できていなかったことに気が付きました。そのため、当時は「自分が大企業で総合職として働くなんてどうせ無理だから、働けるならもう会社も職種も何でもいい」と考えていました。

3.就活に対してどう行動したか?

就活に前向きになれないまま3月を迎えた私ですが、ある言葉を聞いて考えが変わりました。それは「新卒は人生に一度しかなく、そのファーストキャリアが今後に与える影響までよく考えて行動しなければならない」という言葉です。これを聞いた上で、もう一度私自身が今後働くことを通じてどうありたいのかを考え直し、「成長し続ける人間」でありたいと思いました。
そして、その「成長し続ける人間」であるために必要な環境・経験・スキルとはどのようなものかを考えたことで、ようやく真剣に就活に向き合うようになりました。

就活において、私は大きく分けて次の2つを行いました。

  • (1)ESを出し続ける
  • (2)面接練習とその準備

① ESを出し続ける

私は50社ほどESを出したのですが、これにより3つメリットがあったと感じています。

1つ目に、就活が進む中で自分の向き不向きが分かったタイミングで、ESの締め切りが過ぎており、受けたい企業を受けられないというリスクが減ったこと。

2つ目に、多少選考が通過しなくとも、持ち駒がなくならず精神的に落ち着いていられたこと。

そして3つ目に、より多くESを出す事で必然的に面接の回数も増え、後半には自信を持って自己PRや志望動機を話せるようになったことです。

通過するESを大量に出す方法は就活の戦略へ

② 面接練習とその準備

選考が進む中で私は、「選考のステップに応じて聞かれることがだいたい一緒である」と感じました。具体的には、

  • ・序盤:自分のこと(自己PR、学生時代力を入れた事)
  • ・中盤:企業のこと(業界や企業の志望動機)
  • ・終盤:自分と企業のことを深掘り(将来実現したいこと、企業への貢献の仕方)

という質問をよくされたなという印象でした。

そのため私は、各ステップに合わせて以下のような対策をしました。

◇ 自分のことについて(序盤)

〇自己PRを1分で話す練習
:自己PRを聞かれやすい選考序盤は、特に集団面接が多かったため、緊張しても口を開けば自然と言葉が出てくるようになるまで、移動中などに毎日練習を繰り返しました。
〇想定問答集作り
:ぶっつけ本番では、分かりやすく・論理的に質問に答える事は出来ないため、自己PRから逆算し、質問されそうなことを取り上げて、それに対する答え方を考えました。
また、面接で想定外の質問をされた場合は、その質問もどんどん問答集に追加し、次から端的に答えられるよう準備しました。

自己PRの書き方はコチラ

◇ 企業のことについて(中盤)

〇志望動機を1分間で話す練習
〇想定問答集作り
:私は主に人材業界を見ていたのですが、紹介・派遣・求人広告という種類がある中で、例えば、①人材紹介とはどういう仕事であり、なぜ3つの中でもそれがベストだと考えるのか。②人材紹介の中でもなぜその会社を選んだのか。というように仕事内容の違いから順を追って比較し、その上で「御社が最適だと考えました。」と伝えるようにしました。こうする事で、「別に人材紹介(あるいはうちの会社)じゃなくても良くない?」と言われることは格段に減りました。

志望動機の書き方はコチラ

◇ 自分と企業のことを深掘り(終盤)

〇自分の価値観を理解する
:上記の通り、「なぜ人材業界がいいのか、その中でもなぜ紹介か、紹介の中でもなぜその企業か」を説明できるようになった私ですが、いつも面接時に同じところを突っ込まれるなと気づいた点があります。それは、志望する業界・職種・企業が「自分のどういうところとマッチしているのか」という質問です。これまではただ、その企業のこういう点が良いと伝えていただけでしたが、それでは「なぜいいのか」がうまく伝わっていませんでした。そこで、もう一度自分がどういう人間で、どんな時に高いモチベーションで働けるのかという価値観の部分を深掘りし、「私自身がこういう人間であるため、その価値観を最も満たしながら成果を出して働ける御社が最適だと考えました。」と伝えることで、より詳しく志望度の高さを説明する事ができました。

人材業界の研究記事はコチラ

面接対策の方法はコチラ

4.就活中に感じたこと

就活中に私が感じたことは、就活前に考えていた、「どんな仕事でもいい」は嘘だったということです。就活を通して「自分自身がどんな人間なのか」また、「その業界・企業はどんな事をしているのか」を深く知る事で、自分が最も惹かれる仕事は見つかると感じました。

5.就活の成果に対して思うこと

もともと志望していた業界から内定を頂けたため、達成感は大きかったのですが、反省点としてはやはり「もっと早くから準備すべきだった」ということです。周囲に頼れる人がいない、学校が教えてくれない、と受け身でいるのではなく、分からないことが解決できるまで自分から行動し続けるべきだったと感じました。

6.お伝えしたいこと

私が今回の記事を通してお伝えしたいことは、「就職活動は今後の自分のあり方を考え、その実現に向けて行動できる貴重な機会である」という事です。私自身、就活に真剣に取り組み、色んな社会人の方・就活生と出会うこと、人生や仕事について考えることを通して、本当に成長できた貴重な機会だったと感じました。

ですので、今後就職活動を控えておられる方はぜひ就活を前向きに捉えて、取り組んでみていただきたいなと思いました!